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キューバ女性監督作品/東京国際女性映画祭

毎年、東京国際映画祭と連動して行われる、
東京国際女性映画祭
今年は、キューバ初の女性監督、サラ・ゴメスの遺作で
唯一の劇映画
「De Cierta Manera」(ある方法で)1974年
deciertamanera
グロリア・ロランド監督のドキュメンタリー、
「Raises de Mi Corazon」(我が心のルーツ)2001年
raises de mi corazon
の2本が上映されます。
場所は、東京ウイメンズプラザ。
10/24(水)の15:00と18:00。
なかなかシビアな日時です。(^o^;)
サラ・ゴメス監督は、1943年生まれ。
sara
61年に助監督として出発し、キューバで初の女性監督として、
64年にドキュメンタリー作品を監督。
それとともに、「低開発の記憶」のトマス・グティエレス・アレア監督
の「Cumbite」(劇映画)の助監督も務めるなど、劇映画への想いを
抱きつつ、年に1、2本のドキュメンタリー作品を監督してきました。
念願の長編劇映画「De Cierta Manera」を発表した
1974年、31歳の若さで亡くなりました。
ルンバのドキュメンタリーのビデオクリップがYouTubeに。
…y tenemos sabor” (1967)から
(速度が遅いので、ゆっくりダウンロードしたのち、
Replayで通してみて下さいね~~♫)
グロリア・ロランド監督は1953年生まれ。
gloria
短編、中編ドキュメンタリーの監督としてICAICで
20年、作品を作り続けてきました。
キューバという国だけではなく、西インド諸島
(ジャマイカやバルバドスなど)の人々の歴史や、
キューバに亡命したブラックパンサーのリーダーをテーマにするなど
アフロ・キューバンとしてのルーツに根ざした作品が多いです。
Un eterno presente Oggunのクリップ
まるで劇映画のようなドキュメンタリーです。
キューバのヨルバ・シンガー、ラサロ・ロスと
Conjunto Folklorico Nacional 創立メンバーが経験した
戦いと平和、鉱物と文明の神、Oggunに関するドキュメンタリー。
ウンベルト・ソラスの作品に「Miel para Oshun」というのが
ありましたが、OshunとOggunは、どちらもヨルバ信仰
「サンテリア」の神さまだったのね。
参考:
SAMURAI LATINO WEB
神々のお勉強ノート
(キューバのアフロ音楽とサンテリアについて詳しくのってます)
 2004年に活動を終了したキューバン・カーニバル・ダンスチーム
のサイト。