再びスクリーンへ!ラテン!ラテン!ラテン!    
新宿K's cinema にて5/1(金)14:30, 5/8(金)16:45, 5/10(土)14:50(最終)

建築とアートの街をめぐる、
  ひとりぼっちな2人の物語

ブエノスアイレスでひとり暮らしのマリアナとマルティン。
近所に住んでいるが、まだ、互いのことを知らない。
2人に共通しているのは、恐怖症があること。
マリアナはエレベーター、マルティンは広場と人ごみ。

建築家のマリアナは本業にはありつけず、ショーウインドウのディスプレイを手がけ、相手にするのはマネキンばかり。

マルティンは家にこもるウェブ・デザイナー。つきあっていた女性が犬を預けたまま、米国へと旅立ち、暗い部屋に犬と一緒に残される。買い物はすべてネット。犬の散歩係もネットで調達。精神科医からは、広場恐怖症を克服するには、カメラを通して街や人をみるように、すすめられ写真をとりはじめる。

マリアナも、4年間、一緒に暮らした恋人との別れから未だ立ち直っていない。頭の中も部屋の中も整理できず、片付けられない。段ボール箱には、荷物が入ったまま、昔、ひとりで暮らしていた部屋に戻ってきた。意中の人を探すのは、まるで「ウォーリーを探せ」そのままだ、と思う。どうしてもウォーリーを見つけられないページがある絵本が捨てられない。

ブエノスアイレス。近くて遠い2人。今度こそ、と思いながら出会う相手とはうまくいかない。
この状況から脱したい!と思いながら2人が実行に移したこととは…?