「ポスト・フランコ時代に復活したスパニッシュ・コメディの第一人者、ホアキン・オリステル監督が描いた、迫力あるロマンティック・コメディ。
他の女性シェフ映画とは、ひと味違う物語」(Variety)

1989年に脚本デビューし、これま22本の映画に携わる。
中でもハビエル・バルデム主演で日本でも公開された「電話でアモーレ」(’95)や日本未公開ながらペネロペ・クルス主演の「Alegre ma non troppo」「ペネロペ・クルスの抱きしめたい」や「スカートの奥で」の脚本・製作を担当し、ロマンティック・コメディを書かせれば右に出るものはいないと言われるほど。特に、社会のメイン・ストリームから、はみ出した人々の力強さを描くことに定評があり、2005年の”QUEENS”では、スペイン初の同性婚合同結婚式を描いて、息子のために翻弄する母親たちを、スペインのベテラン女優、カルメン・マウラ(「屋根裏部屋のマリアたち」「ボルベール」「テトロ」)やマリサ・パレデス(「私が、生きる肌」「オール・アバウト・マイ・マザー」)らが演じて話題となった。
 監督デビューは、1997年で本作が8本目。