オリビア・モリーナ(ソフィア)

1980年イビサ生まれ
スペインのベテラン女優、アンヘラ・モリーナ(「抱擁のかけら」等)の娘で、舞台やテレビで活躍後、2000年に映画デビュー。4本目の本作で初主演。ガルシア=マルケス原作「わが悲しき娼婦たちの思い出」出演後、2012年8月、恋人である俳優のセルヒオ・ムルとの第一子を出産。

パコ・レオン(トニ)

1974年セビリア生まれ
2001年映画デビューし、2005年から2012年まで198話続いたテレビドラマ“Aida”の主役として大ブレイク。2012年、自分の豪快な母親を主演にした“Carmina o reventón”で映画監督デビュー。ゴヤ賞新人監督ノミネート、マラガ映画祭では観客賞と審査員賞を受賞。現在、続編を制作中。

アルフォンソ・バッサベ(フランク)

1979年マドリード生まれ
2004年映画デビュー。2007年、大人気長寿テレビシリーズ“セントラル・ホスピタル”のゲスト出演で注目され、“グランド・ホテル”などの人気テレビドラマと共に、エドアルド・ノリエガ主演 “Presentimiento”(2013)に期待が集まっている。

カルメン・バラゲ(ソフィアの母、ロレン)

1952年バルセロナ生まれ
1977年映画デビューとともに舞台やテレビで活躍。36本の映画と20本のテレビドラマシリーズに出演。映画では「オール・アバウト・マイ・マザー」を初め、存在感ある役柄で、夫であるオリストレル監督作品には必ず出ている

ロベルト・アルバレス(ソフィアの父、ラモン)

1956年 アストゥリアス生まれ
1985年.ルイス・オルモス演出「ファウスト」のメフィストフェレス役で舞台デビュー。その後、毎年コンスタントに舞台に立ち、1991年に映画デビュー。2001年のビセンテ・アランダ作品「王女フアナ」やアルモドバル監督の「トーク・トゥ・ハー」の医師役で注目される。

ヘスス・カステホン(トニの父、ペペ)

1956年 バルセロナ生まれ
マドリードの王立音楽アカデミー出身。1979年にはオペラ「詩人」でプラシド・ドミンゴと共演。古典から現代オペラまで数々の舞台にたつ。1978年に映画、1990年にテレビドラマデビュー。映画はヴィゴ・モーテンセン主演の「アラトリステ」を初め、アグスティン・ディアス・ヤネス監督作品に出演。