監督

ベニト・サンブラノ Benito Sambrano

1965年 アンダルシア州レブリッハ出身。
舞台の演出家を目指して、地元の演劇グループに所属。その後、セビリアの演劇学校でドラマ芸術を学び、ビデオの編集も始める。同時に、テレビのカメラマン助手を経て、映画の世界へ。1992年、キューバへ行き、ハバナのサン・アントニオ・デ・ロス・バニョス国際映画テレビ学校(EICTV)で脚本を学び、卒業制作のドキュメンタリー・ビデオ「残された者たち(原題:Los que se quedaron)」が、12の国際賞を受賞。
スペインに帰国後、1999年、脚本・監督として初の長編劇映画「ローサのぬくもり」を制作。ゴヤ賞ノミネート10部門のうち5部門(オリジナル脚本賞、新人監督賞、助演女優賞、主演女優賞、新人男優賞)を受賞し、ベルリン国際映画祭でも観客賞を受賞。
 
2005年、2作目の長編劇映画「ハバナ・ブルース(原題:Habana Blues)」が、スペインで公開。ゴヤ賞4部門ノミネート、オリジナル楽曲賞と編集賞を受賞し、カンヌ映画祭の「ある視点部門」クロージング作品となる。
本作は、3本目の長編劇映画。