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「映画よ、さようなら」予告編

これまでドキュメンタリー3部作「チリの闘い」(La Batalla de Chile)の字幕に奔走しており、大変、遅くなりましたが、7月16日(土)から新宿K’s ciemaで公開のウルグアイ映画「映画よ、さようなら」の予告編ができました!

「映画よ、さようなら」予告編(日本語版) from ACTION INC. on Vimeo.

この作品の公式サイトがまだできていないので、こちらで、少しずつご紹介を。

<物語>
両親と暮らすホルヘ(45歳)は、とあるシネマテークに勤めて25年。フィルムの管理、作品の選択、プログラムの編成から映写、果ては客席の修理を一手に担い、ラジオの「シネマテークの時間」で、映画を解説し、会員をつのる日々。

ホルヘにとって、シネマテークが人生そのもの。唯一の例外は、秘かに想いを寄せるシネマテークの常連で、大学教授のパオラ。上映中に廊下でコーヒーに誘う練習をしてのぞむが、
中々、うまくいかない。でもホルヘにとってシネマテークは、「25年間、毎日、ここにいる」と誇りをもって言える場所なのだ。

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だが、ここ数年、観客は激減し、建物の賃料も8ヶ月滞納していた。何とかせねば、と焦るホルヘだが、館長もスタッフも、修理不能な老朽化した機材のことで頭がいっぱい。

ある日、ついに立ち退きを迫られ、出資元の財団からも、利益が出ないまま続けるわけにはいかない、と通告される。思わずバスの中で涙するホルヘ。
ついに閉鎖の日、ホルヘの頭の中に、突如、「駅馬車」のワンシーンが響き渡り、怒りを含んだ早足で、歩き始める。目的地はパオラがいる大学だ。授業中の彼女を待つ間、代講の教授に間違えられ、ウソの講義をし、池の鯉をみて、髪を切り、25年の人生が詰まった黒い鞄を置き去り、そして…。

原題「La Vida Útil」には、「耐用年数」と共に「生き甲斐のある人生」という意味がある。
映写機の耐用年数と共に、フィルムの時代が終わりを告げ、ホルヘのシネマテークでの日々も終わる。
不本意であっても、人生は続く。これまで観た、これから観る映画と共に。そして、自身の映画の主役として生きるために。

公式サイトができるまで、こちらにちょこちょこ書いて行こうと思います。それと共に筆者の「ラテンな日々」は、アメブロ「ラテン!ラテン!ラテン!」でこれまで通りに続けます!