default img

東京国際映画祭で観る予定の映画

おっと、山形に気をとられていたら、
今日から東京国際映画祭が始まるでは
ございませんか。
今年はスペイン・ラテンアメリカ映画が多いぞ。
今日から関西に行くので、後半しか観られない。
それでも観る作品を決めているので、
今からちょっとワクワク。
私が一番観たいのは、何と言っても
「タブロイド」のセバスチャン・コルデロ監督の
「激情」(Rabia)ちょっとこの邦題、ひいちゃうけどね。
Rabiaだから“激怒” “怒り”を現したかったのね。
Rabia と聞くと、まず“狂犬病”を思い出しちゃう私ですが。
ギジェルモ・デル・トロがプロデューサらしいけれど、
(どうして日本語表記はギレルモなんだ?)
それは、余り気にしないようにしよう。
エクアドルのエース、セバスチャン・コルデロに期待!!
原作・脚本は「XXY」のセルヒオ・ビッチオ。(zが2つ続くと
ついイタリア語読みしたくなってくる)
あとは、俳優次第って感じですか。「タブロイド」の
ダミアン・アルカサールのような静かな狂気が
観たいけれど、今度は、ちょっと若いかも。
スペインで働く南米移民の若いカップルって
ところから、もう何かが起こる!と思ってしまいます。
映画祭作品紹介
それからフランス映画になっているけれど、
監督名からきっと、出身はスペインのバスク地方だと
思うXabi Molia(シャビ・モリーア)の
「エイト・タイムズ・アップ」
サン・セバスチャン映画祭にも出てたけれど、
ホームレスで就活中の女性が主人公ながらも
元気がでそうな物語。
映画祭作品紹介
そして、コンペティションのプログラムディレクター
矢田部さんが、いち押しのスペイン映画「ストーリーズ」
スペイン語では、「Relatos」
こう聞くと、ちょっとそそられる。
いろいろな「物語(お話)」が出てきそうな感じ。
公式予告編
予告編を観た限りでは暗そうだが、執筆する物語が
モノクロで短篇として挿入されるんだろなあ、という
ことは分かる。この女性が書く事で魂の自由を得られるのか、
どうか!これは、しっかり睡眠をとった日に観に行かねば。
これも気になる、「ボリビア南方の地区にて」(Zona Sur)
これの見どころは、斬新なカメラワークらしいが、
予告編を観る限り、内容的にも期待できそう。
白人社会と先住民や貧富の差といった南米、特に
ボリビアやペルーの内情が分かるかも。
中にはアイマラ語も出てきそうだニャ。
公式予告編
あとスペイン語ではないけれど
「イースタン・プレイ」が観たい。
ブルガリア映画。
映画祭作品紹介
時間があれば観てみたい、皮肉とユーモアが得意なチリ映画
「見まがう人たち」。
今、時間的に難しいかもしれないけれど、
予告編を観ると音楽は、キューバチック。
コメディにはサルサが合うのか。
でもまあ、チリのコメディですからして、覚悟が必要。
思い切りトゲも入っているでしょうから。
私はどちらかというと、そのトゲが好きなんですけれど。
これはチリ、ポルトガル、フランスの合作。
公式予告編
ワールドシネマ部門では、スコリモフスキーが観たい。
ああ、もう出かけねば。
先に観た方、ぜひ、ご感想を!!