TVシネフィル・イマジカで、
ふと目にしたドキュメンタリー「アフリカへの想い」
アフリカへの想い [DVD]
￥2,363
Amazon.co.jp
久々に、10年以上も前に観たドキュメンタリーと本を思い出した。
40歳も年下（！）のパートナーにみとられ、2003年に
101歳で眠るように亡くなった、レニ・リーフェンシュタール。
最初に知ったのは、1995年に今はポレポレ東中野になっている、
BOX東中野で182分のドキュメンタリー「レニ」を観たとき。
その後、彼女が書いた自伝「回想—20世紀最大のメモワール」
（文春文庫1995上・下二巻）を読んで、
当時、フラフラと芝居をしていた私は、満身創痍ながら、
あきらめずに何度も起きあがる、しぶとい女性の人生に、
ビンタを食わされた気が・・・。
この「アフリカへの想い」は、98歳のときに、
アフリカ・スーダン奥地の少数民族ヌバに再会しに行く時のもの。
その中で、ヘリコプターが墜落し、またまた重傷を負うレニ。
そして、最後、ベッドに横たわったまま、なされる質問と答え。
-これが最後のメッセージだとしたら、何を伝えたい？
「どんなことがあっても、人生にイエスということ。
どんな不運に見舞われても、人生を愛し肯定すること」
その前に「後悔していることは？」という質問で
「もちろん、ある。第三帝国に関わること、すべて」と
言っている。
満身創痍になり、非難され、後悔しながらも、
人生を肯定すること、と言い切る姿を見て、
また、長い「回想」を読みたくなった。
美の祭典【淀川長治解説映像付き】 [DVD]
￥1,512
Amazon.co.jp
民族の祭典【淀川長治解説映像付き】 [DVD]
￥1,512
Amazon.co.jp
遺作
ワンダー・アンダー・ウォーター/原色の海 [DVD]
￥2,363
Amazon.co.jp
「アフリカへの想い」と「ワンダー・アンダー・ウオーター」の２枚組
レニ・リーフェンシュタール ART&LIFE 1902~2003 DVD-BOX
￥4,400
Amazon.co.jp
女優としてのレニ
聖山 (トールケース) [DVD]
￥1,690
Amazon.co.jp
