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ハビエル・バルデム次の注目作は・・・

初来日でたったの2日間と超多忙の
ハビエル・バルデム。
アカデミー賞とっちゃうと一躍、
お呼びがかかりまくりですわね。
なんか勢いありまっせ、というのは、
すでにご紹介しましたが、
さて、この勢いに乗って次の注目作なんぞ。
何といっても、期待はウディ・アレン作品。
昨年、6月にクランク・インか?!とご紹介いたしました、
ウディ・アレンのスパニッシュ・プロジェクト
結局、7月にクランク・インして8月末にアップ。
アメリカは限定公開が9月、本公開は来年1月予定。
当初は、「Midnight in Barcelona」という仮題が
ついていましたが、タイトルは・・・
「Vicky Cristina Barcelona」
vicky
主演はスカーレット・ヨハンソン、
ペネロペ・クルスにハビエル・バルデム。
スカーレットとペネロペのラブシーンが
あるとかで、イギリスの大衆紙サンは
「ウディ・アレンが映画史上、最も
エロティックなシーンを作りたかったため」
だと言っているけど。
言語は、カタルーニャ語、スペイン語、英語
の三つどもえだけれど、比率はどうなのかなあ。
撮影は大半がスペインのオビエドと
バルセロナで行われた。
タイトルからするとVicky とCristinaが
アメリカから来た旅行者で
ハビエルと恋に落ちるのだろうか。
ヨハンソンがVicky、そして、
Cristinaは、「プレステージ」のサラ役
レベッカ・ホール。
日本にはいつ来るのだろうか。
そして、これはまだプリプロだけれど
フランシス・コッポラがアルゼンチンで
撮影すると言われている「Tetro」
マット・ディロンがTetro役をやるらしいが、
ハビエル・バルデムにビンセント・ギャロも
加わって、3月末から撮影開始予定と言っているのは
Estrenos de Cine
ほんまかいな。
そうして、これは日本で公開されるかどうか
疑問だけれど、「Killing Pablo」
ラテンアメリカ通ならご存じ、
コロンビアの麻薬王、パブロ・エスコバルの実話に
基づいた物語。
パブロがどのように殺害され、
メデジン・カルテルがどうなったか
(ま、分断されたんだけど)
を描くらしい。
監督は「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」の
ジョー・カーナハン。
う~ん、ドンパチ主体かなあ。
エスコバルの人間像が中心だと面白いけど。
そうして、これが映画界の注目!なのは、
「Nine」
監督ロブ・マーシャル
フェリーニの名作「8 1/2」のミュージカル映画化。
ハビエルとマリオン・コティヤール共演。
またペネロペも出る、その上、
ソフィア・ローレンだと、ということで、
これが一番でかいプロダクションに
なりそうです。
すでにアメリカでは公開済みの
「コレラ時代の愛」は日本公開されないだろうなあ。
colera
ガルシア・マルケス原作
マイク・ニューウエル監督作品だけど
いくらアカデミー賞のハビエルが出演していても
映画評、ひどいからなあ。
原作を愛する人々が多いラテンアメリカでは、
特にね。ガルシア・マルケスを英語でやることへの
不満もあるかも。