default img

ハイチ大地震続報/届かない援助物資、被害少ない富裕層

しばらくアクセスしないと、スパムコメントがすぐに入る。
これからもっと書かなきゃなあ、ということで、ハイチ。
スペイン国営放送TVEは、様々な側面からハイチを取材しているので、
それぞれの問題を映像で、ぜひ。
言語はスペイン語ですが、簡単なまとめを日本語で書いておきます。
今、1番の問題は、援助物資を受け取れない人々がまだまだいること。
まずは、水と食料を行き渡らせることが先決だと。
そして、首都のポルトープランスからは、これまでに13万5千人が無料バスで
郊外に避難しています。これはハイチ政府が首都復興のために、発表した
初の具体的なプランですが、家を失った人の数は300万人と言われています。
う=ん、この映像、貼付けられるようにできているのに、
このブログには貼付けられない。無念。
TVE La normalidad tardara en llegar a Haiti

次に、現地時間23日時点で、銀行や両替所が業務を再開しましたが、
警察は、崩壊したポルトー・プランス最大の刑務所から逃走した受刑囚を探し出して
逮捕しています。また、崩壊したデパートの略奪やレイプ、どさくさに
まぎれた幼児売買を阻止するためにパトロールする警官たちは、疲労を隠せません。
La policia busca a los presos fugados de la carcel
そして、最後は、ポルトー・プランスの高級住宅街を取材したもの。
数キロしか離れていないとは思えないところにある豪邸。
最初の女性は実業家の妻。「子供たちが学校に行けないので、
勉強しないのが心配」と。
2番目のおじさんは不動産業で、ニューヨークにも家を持ち、
地震の時はカジノにいた。国際団体を通じて援助したい、と言っているけれど、
この現実の高低差が信じられない。
El terremoto afecta menos a los ricos