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グアダラハラ映画祭初日

今日は、朝、事務局があるフィエスタ・アメリカーナホテルで、
IDを取得後、正午から打ち合わせ。テレビ用のドキュメンタリー
だけど、ちょっと良さげだったので、プロデューサと監督に会って、
サンプルいただく。今日中に観る、といいながら無理でしたが…。
そして、その後、顔なじみのセラーと打ち合わせ。
それからメキシコで携帯電話を持つために、登録しに
TELCELのオフィス。
昼食後、1本目を見にシネポリス(シネコン)へ。
いやあ、デカイスクリーンで、短編と併映だったのだけど、
お目当てのほうは、途中で気を失い、最後もおいおい、
という感じの終わり方。ラテンアメリカで男がひとり
苦悩する映画で、ハズレたのは、これで3本目。
男ひとりの苦悩は、似合わないのか、肌に合わないのか。
その後、一旦、荷物を置いてもらってたブースに戻ると、
到着し始めた人々につかまりそうになったので、
「今夜の開会式でね」と言ったのだが、
その開会式場のTELMEXは、広すぎる上に、ちょっと遅かったので、
どんどん上の階に追いやられ誰にも会えないまま、
開会式。ほぼオンタイムの21:10に始まる。
司会は、個人的に大ファンのメキシコ人俳優
ダミアン・アルカサル(「土曜日の泥棒」「タブロイド」)
CONACULTA(メキシコ国家文化芸術庁)が大統領に代わって
開会宣言を、といったところで、私の席のまわりで
ブーイングが起こる。上の階だからむなしく響いたけど。
でも、その後にダミアン・アルカサルが
「今年度の国家予算で文化芸術部門が大幅削減されたにも
かかわらず、文化芸術庁は残ってよかった」
という内容のコメントに客席からは拍手。
今年のグアダラハラ国際賞はマット・ディロン。
ディエゴ・ルナがプレゼンター。
その後、カンヌでグランプリを獲得した
「Un Prophete」上映。
途中で気を失って気づいたら、午前0時。
映画は続いていたけれど、塀の外の人間関係が
分からなくなったので、あきらめて
23:30から始まっているはずのパーティへ。
オープンエアの会場は、舞台に照明あてるためか、
満席のテーブルが暗くて人の顔が分からず、
その上、肌寒いし、(今年は夜が寒いっ!)
バイキングには長蛇の列。
昼食から何もたべていなかった私は、耐えきれずに
ミポリンと一緒にフィエスタ・アメリカーナに
戻ることに。
いやはや、ちゃんと開会式後のパーティにも
出ろよ!とまわりから言われていたのだが、
暗くて顔が分からないから、明日の
業界カクテルパーティに賭けることにした。
場所が遠くて、結局、帰宅は午前2時。
余りに腹が減ったので、コンビニで
ドーナツ買って食べる、という悲しい結果に。
映画を観ることと、打ち合わせの双方を
最大限、組み合わせるために見直して、
現在、午前4時40分。
あ~、寝不足に空腹で悲しくなりそうだけど、
明日の朝、朝食をたらふく食べることを
夢見て、今夜は眠ろう。
(食べることばかり書いてるな、私)
明日はラテンアメリカ映画ではないけど、
楽しみにしているドキュメンタリーと
プロジェクト打ち合わせがあるので、
心して備えようっと。
ということで、写真はプレスパスで入った
ミポリンが、いつか、
きっとアップしてくれるか、と。